さとみさんの今日のポイントっ! -10冊目-

あけましておめでとうございます。
みなさま、どんなお正月をお過ごしでしたか?



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1月21日 なつかしの駄菓子の巻

 たまーにスーパーやデパートなんかで「なつかしの駄菓子フェア」のような催しをやっていることがあります。この間、某大手スーパーに行ったとき、でくわしてしまいました。広い会場に非常に安い単価の駄菓子が並べられています。非常に魅力的・・・。
おとなもこどもも真剣に小さいカゴにお菓子をのせて選んでいました。ついつい私とたけしさんも引き寄せられ、真剣になってしまいました・・・。

 駄菓子と言えば、小さい頃、近所に駄菓子屋さんがあって、よく友人や弟と100円持って買いに行ったものです。「ボロ屋」と子供たちに呼ばれていたその店は、おばあさんが一人でやっていました。せまい店に並べられたお菓子はどれも安く、私は子供ながらに「こんなものの売上でこのばあさんは生活していけるのだろうか」と心配していました。
それはともかく、私が好きだったのはマルカワのフーセンガム。オレンジとかいちごのまるいガムで4つ入りのやつ。2つも3つもまとめて食べたいんだけど、いつもちびちび1つずつ食べたっけ・・・。あとはさくらんぼ餅。小さくてつまようじで食べるやつです。ふ菓子も好きだったなぁ。少しふところに余裕のあるときは、くじとか大好きだった大場久美子ちゃんのブロマイドを買ったりしたものです。
うちの弟はすももが2つ真っ赤な汁につけてあるやつが大好きで、いつも母親に「こんな合成着色料のいっぱい入ったお菓子は食べちゃいけません」なんて怒られていました。

 というわけで、駄菓子フェアでそんななつかしいお菓子たちを選んでいたのですが、どうもたけしさんとは駄菓子の好みが違うようです。・・・お互い、なつかしぃ〜と感激しつつカゴに入れる商品がまったく違うのです。好みの違いというより、私が見たことのないものがいっぱい入っています・・・。千葉と群馬じゃ売ってるものが違う・・・ってこともないだろうなぁ。
そんな具合にカゴは、みるみるいっぱいになってしまいました。

 結局、単価が安い駄菓子を、夫婦して1,000円も買いこんでしまったのでした・・・。



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1月19日 受験の想い出の巻

 センター試験も始まり、いよいよ入試のシーズンの到来ですね。今年はうちの妹も受験です。・・・年の離れた妹が、受験ってことは、私たちが受験したのは、そんなに昔になるのかぁ〜。
ともかく、今となっては記念受験でしかなかった気もするのですが、大学入試センター試験なんていうのを私も受けたわけです。ちょうど前年の共通一次試験と呼ばれていたものの制度が変わって1年目、だったと思います。
会場は地元のC大。50音順に出席番号がわけられていました。私の部屋は「あ」がつく苗字の人でいっぱい。ああ、思い出しますねぇ。

 私のことを知っている人なら、きっと知っていると思うんですが、私はよくお腹がぐうぐう鳴ります。高校も、大学も、会社も家から遠かったので朝ご飯を食べる時間が人より早かったんです。ということはお腹がすく時間も人より早いということで・・・。
9時半〜10時ごろにはぐうぐう鳴り出します。授業で言えばちょうど2時間目あたりがピークですね。授業中でさえよく響くというのに、これが試験中となるとかなり悲惨です。集中できなくなります。
そんなわけで、センター試験第1日目。1時間目の試験が終了後の休憩時間、キャラメルで何とか飢えをしのごうとしていたそのとき、隣の席にいた知らない男の子がおもむろに水筒とおむすびを取りだし、むしゃむしゃ食べだしました。周りを見るとほかにもそういう男の子が結構います。「!!!」次の日から私もおむすびを持参したことは言うまでもありません。

 センター試験も終了し、次は私立大の入試。私は私立はすべて女子大を受けました。試験場の空気もセンター試験のときとは全然違ってました。女の子ばっかり。(あたりまえだけど)
さてさて、1時間目の試験が終わり、お約束のおむすびをバッグから取り出そうとした瞬間・・・周りを見渡すと、誰もものを食べてる人がいない!!
さすがに私も「試験のときひとりで早めにお弁当食べてる人がいてさー」なんて話のタネにはなりたくはなかったので、泣く泣くおむすび作戦は中止し、キャラメルをほおばっていたのでした。

 今だに入試と言えば、勉強したとか大変だった、という想い出よりもおむすびを思い出してしまいます。それも、ちょっと悲しい・・・。



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1月11日 旨いラーメン屋の巻

 先日、地域情報誌に載っていた「読者のおすすめのラーメン屋」が、たまたまうちの近所にあったので行ってきました。いわゆる「横浜ラーメン」のお店です。
引っ越してきて「横浜ラーメン」と銘打つお店に行ったのは2軒目なのですが、特徴を総合すると(2軒で判断するのもなんですが)
@しょうゆベースである
A太麺である
B油がこってりである(量は客の好みで指定できる)
こんな感じのようです。私は何度も言ってますが、味がよくわからないので、まぁそれなりに満足して食べてきました。

 ラーメンって手軽で安くて、日本人って好きな人多いから、テレビや雑誌なんかでもよく「ラーメン特集」みたいのがありますよね。でも、ラーメンほど個人の好みの違いが大きい食べ物ってないんじゃないかと思いました。
シンプルな食べ物のですが、それを構成する要素の応用がかなりきくっていうか・・・。麺だけとっても、細かったり太かったり。スープにしてもあっさりだったりこってりだったり。私は基本的にあっさり系好みで、細麺の塩味スープなんかが好きなのですが、やはり中には「ラーメンと言えば、太麺のこってりとんこつばい!!」っていう人もいるわけですよね。
というわけで、ラーメン特集でも血液型占いみたいにタイプ別にして「あっさり系がお好みの方用おすすめの店」とかもっと詳しく分類して「細麺のしょうゆ味。だしはとりがらスープがお好みの方用おすすめの店」なんてのがあったらいいな、と思いました。

 ・・・なんてラーメン1つにいろいろ考えをめぐらせてしまう私って、やっぱり日本人?



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1月7日 おトクなきっぷで優雅な旅の巻

 前回も書いたのですが、正月は田舎に帰っていました。私の実家は知る人ぞ知るJRのN田線のAという駅を使用します。今住んでいるT塚からは2通りの行き方があります。
時間を優先して4本の電車を乗り継ぐか、多少時間がかかっても乗換えを2本で済ませるか・・・。今回は後者を選びました。横須賀線〜総武線の長旅です。座れば2時間寝て行けます。新幹線を使うたけしさんの実家に行くよりも、時間がかかります・・・。
電車賃もすごいです。お互い、たいていの路線図には載っている駅なのですが、きちんときっぷを買うと1,890円かかります。もちろん自販機では買えない金額です・・・。
ということでみどりの窓口できっぷを買おうとすると・・・。最近の駅員さんって、親切ですね。ちゃんとどんなきっぷを買うとおトクかを調べてくれるのです。今回は年始なので「ホリデーパス」(1枚2,040円)が使えるということですすめてくれました。1日中乗り降り自由です。(くわしくはこちら。)片道870円もおトク。駅員さん、ありがとう!!!

 さすがに行きはT塚駅から座れたのですが、疲れました。帰りは遅くなったので、グリーン車でゆったり帰ろう!ということになりました。横須賀線・総武線、東海道線でおなじみの2両だけ豪華なグリーン車です。値段はどのくらいかかるのかなぁ。ということでN田駅のみどりの窓口に聞いてみると・・・。ここでは「データイムグリーン料金回数券」というのをすすめられました。4枚つづりで2,000円。3ヶ月有効。N田からT塚までのグリーン料金は1,000円以上は確実にかかるので、これもかなりおトクです。
ちなみにこの回数券は土・日・祝日は終日利用でき、平日は日中のみ使用できるものです。横須賀線・総武線、東海道線のどちらにも使用できるようで、西は久里浜・伊東から、東は君津・大原、成田空港まで使用できます。3ヶ月使えるからこれもおトクですよね。N田駅の駅員さんもありがとう!!
おかげさまで帰りは快適でした。グリーン車って飛行機みたいに雑誌まで用意されてるんですね。500円でリッチな気分を味わえました。

 今回は「JRも結構親切じゃん!」と見なおした旅(?)でした。みなさんもみどりの窓口を活用してみてください・・・。



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1月4日 おしるこの巻

 早いもので、新しい年を迎えました。3が日はたけしさんと私のそれぞれの実家に帰っていました。もう、おなかがいっぱいになって、たいへん幸せでした。

 というわけで、お正月と言えばおもちです。お雑煮も好きなのですが、私は「おしるこ」が大好き。
先日ふと思ったのですが、「ぜんざい」と「おしるこ」ってどう違うの?某レストランで真剣にたけしさんと悩んでしまいました。
私が昔から漠然と考えていたイメージは、どちらもあんの汁に餅が入っているけど、粒が入っているのは「ぜんざい」入っていないのは「しるこ」。でも、モスバーガーの「玄米餅入りしるこ」はサブタイトルとして「粒入り」って書いてありました。ううむ。これは違うのか。
では、餅のあるなし??でも「栗ぜんざい」なんてのもあるし・・・。ぜんざいは何か入っていてもオッケーらしい。

 家に帰って「岩波国語辞典」で調べると・・・。

ぜんざい【善哉】「善哉もち」の略。関西では、つぶしあんの汁粉。関東では、粟餅・白玉餅などに濃いあんをかけたもの。
しるこ【汁粉】あんのしるに、餅または白玉を入れた甘い食べ物。

 ???わかりづらいけど、ようするにどちらも餅が入っていてもオッケーで、ぜんざいは餅にどろどろしたあんがかかった・・・というイメージ。しるこはあんに水を足したさらさらした汁の中に餅が入っているというイメージ、でいいんでしょうか。
そう納得してうぶかた家の「ぜんざい・しるこの謎」は一応解決をみたのでした。こんなの、実は常識だったのかなぁ・・・。
でも、関西と関東ではどうも違うみたいですね。これもまた「きつねうどん」とか「きつねそば」の認識が東西で違うみたいに変わってくるものなのでしょうか。関西出身の方、いたら教えてください。

 ということで、ぜんざいとしるこ、どちらでもいいのですが、食べたいです。誰か作ってくれないかなぁ。



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