さとみさんの今日のポイントっ! -12冊目-

早いもので4月です。
新入生とか、新入社員とかに縁がなくなって久しい今日このごろ・・・



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4月13日 タカシくんの巻

 最近、TVCMで「タカシ君」をよく見ます。そう。「四谷でゴーゴー四谷学院」の55段階ナントカで東大に受かってしまい、元カノジョ(初音映莉子ちゃんと言うらしい)に「ちっ、別れんじゃなかった」と言わしめたタカシ君です。
ミツカン酢のCMで小林聡美に「ボク家庭的な人好きです」と言ったり、ウェルチのジュースと「ダイレクトキーッス」をする2番目のお兄さんだったり、いろいろ活躍してます。そのさりげない出演は昔の「松本孝美」以来だと思われるほど(えっ、知らない?ビデオカメラの宣伝で『孝美ちゃんのVダンス』を踊っていたCMタレントさんです)

 昔から、私は「メインでないサブのもの」に興味を惹かれるタイプらしく、TVを見ていても、メインの番組よりその合間のCMに注目してしまうクセがあります。もう、これは無意識らしいです。
例えば「♪岩下の、新生姜!♪」という歌が流れると、普通の人は聞き流してしまうところですが私は「おおっ、この声は『サザエさん』に登場する花沢さんではないか!」といった具合に。何気なく出ているタレントさん、ナレーターさんに反応してしまいます。
というわけで、タカシくんもその一人。もともと私は「切れ長の一重まぶた」フェチなので(初公開の真実!)彼がたいやきを持って中山美穂の前に現れる「コーセーのファンデーション」のCMのころから注目していました。
新聞のちょっとしたコーナーに載っていたのですが、彼は実は中国出身のモデルさんなんだそうです。どおりで最近の日本人のタレントとは一味違うわけだ。

 「なっちゃん」こと田中麗奈ちゃんも初めはCMでブレイクしたタレントさんですよね。あまりTVでも見かけないし(って私が見てないだけ?)映画に主演したりなどなど、結構イメージのいい子なので、タカシくん共々このままの路線で活躍してほしいです。
あ、あと「三井のリハウス」の女の子、池脇千鶴ちゃんもね。



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4月6日 選挙の巻

 4月11日は統一地方選挙が行われます。うちは一応「政令指定都市」とやらに住んでいるのでやたらに選挙があるようです。
「県知事」「県議会議員」「市議会議員」の3つの選挙が行われるそうで、朝から晩まで選挙カーが走り回って何かを訴えています。ちょっとうるさいです。
今回の選挙のしくみがいまいちよくわかってないのですが「政令指定都市」は県知事戦以外、区ごとに投票するみたいです。
ということで、近所の空き地にもプレハブ小屋の「選挙事務所」もたくさんできました。私は朝、出歩かないので見たことないのですが、出勤時間には候補者が挨拶に出てくるそうです。
たけしさんの会社は金曜日が「カジュアルデー」なので、いつもラフな格好をして出勤します。ある候補者はラフな格好のたけしさんにはあまり頭を下げないのに、そばを歩いていたスーツ姿の隣のご主人には丁寧に挨拶をしていたそうです。たけしさんはちょっと怒っていました。絶対投票しないと決めたそうです。

 ところで私はまめに選挙に行きます。
日本国民として政治に積極的に参加している・・・わけではなく、なんとなーく行ってしまいます。実家にいるときからなんとなーく、父親と近所の投票所になっている公民館へ行っていました。
結婚してからも「俺は一度も選挙に行ったことがないのが自慢だ」と豪語していたたけしさんをひっぱって投票に行っています。
選挙って、夜「選挙特番」とか「ニュース速報」で流れるじゃないですか?自分が投票した人が当確!とか出るとギャンブルに当たったみたいでうれしいのです。(私は競馬とかしないので、こんなささやかなことで喜べる)

 あとは投票所って小学校とか公民館などが多いのですよね。普段めったに地元の公共の施設なんて利用しないから、行ける機会ができるのも、うれしいです。
今回は引っ越してきて初めての選挙なので、初めて近所の小学校へ行けます。
いい散歩になるし、なかなか楽しみです。(って本来の選挙の目的って何だろう・・・)



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3月24日 名前の巻

 結婚して「うぶかた」という苗字になったのですが、漢字にすると読めない人が多いようです。
先日、郵便局に用を足しに行ったとき、郵便局員さんが自信たっぷりに私の名前のことを「なめかたさ〜ん」と呼んでいました。最近は結構慣れっこになってしまったので「ああ、私か・・・」とわかるようになりました。めずらしい苗字の人って大変なんですね。
でも、たけしさんの実家のある地域ではごく普通の苗字らしいです。

 私は結婚する前、名前も苗字も間違えようのないものでしたので「なかなか正しく読んでもらえない」という人のつらさがわかりませんでした。
ごく身近にいた弟や妹もちょっと読みづらい名前なので「いつも変な風に呼ばれちゃう」と愚痴を言っていても「へえ」って感じでした。
でも、読みづらい名前のいいところは、電話がかかってきたときに「なめかたさんですか?」なんて言われると「あ、知りあいではない、イコール勧誘だな!」と心構えができるところでしょうか・・・。
でも、せっかく友だちが増えても、なかなか覚えてもらえないからちょっと悲しいですね。結婚が決まってからも、うちの妹はなかなか名前を覚えてくれませんでした。

 子供が生まれても、苗字が読みづらいと下の名前まで読みづらくできないですよね。学校で先生にめちゃめちゃに呼ばれるのもかわいそうだし。
幸い、私もたけしさんも下の名前は間違えようもないものなので二重の間違えをされることはないのです。
でも、逆にたけしさんの実家の方では「うぶかた」がいっぱいいるので、下の名前で差をつける(?)必要があるんだそうです。
地域によってさまざまなんですねぇ・・・。



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3月15日 綿婚式の巻

 私事で恐縮ですが(っていつも私事しか書いてないけど)今日は結婚記念日です。めでたく二周年を迎えました。調べたら二年目は「綿婚式」というんだそうです。やたら軽いなぁ。まあ、1年目は「紙婚式」ってことで、多少は重量が増えてるんでしょうか・・・。

 今日の関東地方は天気が悪かったですが、二年前の私たちの披露宴の日もどんより曇ってました。雨もパラパラ降ったりして、着物で来てくれた友人にちょっと申し訳ない気がしたのを覚えています。
はじめ、披露宴をやるつもりはなかったのですが(お金もないし、何より自分が見世物状態になるのがいやだったから)実家の父が「やるのは社会人のけじめだっ」と力説してたおかげで、結局やることになったのです。まあ、親戚プラス会社の人、友人少しと規模は小さいものでしたが。
今思えば、やっておいてよかったなぁって思います。うん。だって、一生のうちであんなに人前で、ほめてもらえるのってあのときしかないよ!!(あとは葬式くらい)たけしさんも、披露宴のビデオを見るたびにご満悦だし。

 そんなことはどうでもいいのですが、披露宴でいちばん印象に残っているのがホテルの人たちの仕事っぷりですね。さすがプロだよ!って感じでした。
私たちが実際披露宴にむけてやったこと、というのもいろいろあるのですが・・・たとえば呼ぶ人を決めてリストをホテルに提出したり、席次を決めたり、司会の人(この人もプロ)に履歴書を提出したり(仲人さんをたてなかったので)、出来上がった招待状を封筒に詰めて切手を貼ったり、当日流す曲を決めたり・・・ってたいしたことしてない?
まあ「手作り結婚式」なんてガラではない二人なので、すべてやってもらえることはホテルに任せちゃいました。
直前になって「あれ、こんな準備で当日大丈夫なのかしら」と思っちゃうくらいなんですが、これが大丈夫なんですねぇ。すべてホテルの美容院の人、宴会担当の人、介添え人さん、などなどがやってくれてしまうのです。

 何が一番すごかったかと言うとやっぱり、美容師さんですね。
私は神前式だったので、白無垢→色打掛→白ドレスと着替えたのですが、お色直しのときは美容師さん数名が団結しててきぱきやってくれるのです。見ていて感動しました。私はただ、突っ立ってぼーっとしているだけ・・・。ドレスを着せてくれている人、髪をクルクルカールしてくれている人、お化粧を和装用から洋装用に塗りなおしている(これが全然違うのです!!)人・・・などなど、すごいです。
大物女優主演のコマ劇場の舞台裏でもないのに、こんな一般のおねえさんのために一生懸命きれいにしてくれている人々にものすごい感謝をおぼえました。じーん。

 「話のタネ」にするには少々、というよりかなり値が張るものですが、いい経験になりました。
今日あたり当日のスタジオで撮った写真(これまた高かった!)でも引っ張り出して見てみますかね・・・。



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3月4日 うちの犬の巻

 ちょっと寂しい話題になります。
私の実家には犬がいました。小さなメスの柴犬です。私が中学一年生の時、我が家に生まれてまだ数ヶ月の彼女がやってきました。
飼い主は弟です。犬が大嫌いだった私は、はじめは反対だったのですが、私を主人と慕ってけなげに甘えてくるうちに、だんだんかわいく思えてきたものです。
実際、かわいい犬でした。目がパッチリしていて(これも犬の美人の条件だと思い込んでいた)近所のオス犬がうちの前まで散歩に来るといつもクンクン挨拶していきました。
でもちょっと人見知りをする犬で、知らない人が来るとわんわんわんわん猛烈に吠えました。私の友人でも吠えられた人はかなりいたはず・・・。

 そんな彼女が昨日亡くなりました。思えば15年近くも生きていたんですねぇ。犬としては天寿をまっとうした、というところでしょうか。
晩年は目も耳も悪くなり、近寄っても私だと気づかず、肩をぽんぽんとたたいてやっと振り向いてもらえる、という感じでした。痴呆も進んでいたらしく、実家に帰って彼女を見ると庭を徘徊しているか、犬小屋で丸くなっているか、どちらかでした。本当に「我が家のおばあちゃん」って雰囲気でしたね。
最期は苦しむこともなく、寝ているようだったと弟が話していました。引取りに来てくれたペット葬儀屋の人も「穏やかな顔ですね」と言っていたそうです。

 私の勝手な想像ですが、彼女も幸せだったんじゃないかなぁと思います。
じゃあ、犬の幸せな人生って?なんて思うんですが、人の幸せだって実際形のあるものではないし。

 実家に帰ったときに、私が嫁に行く前に使っていた電化製品が新しくなっていると、ちょっと寂しい気分になったりします(ちょっとヘンですかね)ああ、私がいなくても変わるんだなぁって。
今度帰ったとき、犬のいない犬小屋がぽつんと庭に置いてあったりしたら、もっと寂しくなっちゃうんだろうなぁ・・・。



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