さとみさんの今日のポイントっ! -7冊目-
裏の一軒家では屋根の修理をしているようです。
作業している人から、うちの中がちょうど丸見えで、どうも落ち着かない・・・。
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- 11月 9日 鳴り物と応援の巻
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日米野球が行われています。さすがはアメリカのメジャー!!プレーがダイナミックでため息が出てしまうほどです。うーん、生で観たかった!!
迎える日本もイチローが活躍してくれて、なかなかみどころの多い対戦です。
でも、もうひとつ、私にとって「ここちよくテレビ観戦できる」理由があるのです。それは今回の日米野球は「球場での鳴り物での応援が禁止」なこと。鳴り物っていうのはトランペットとか太鼓とか・・・。応援がすべて声援とホイッスルだけになります。本当に息詰まる場面のときはシーンとするし、イチローが登場すると自然に「イチロー」コールが湧き起こります。ソーサがホームランを打つと、みんなの声援が球場を包みます。
ペナントレース中の公式戦ではトランペットの応援が当たり前のように行われてます。
私もこれはこれで盛りあがってたいへん好きなのですが、相手バッターが凡打したときなどの「野次的なトランペット」がとても嫌いです。よくナイターを観る人ならわかると思います。「ざまーみろ」みたいな、アレです。
最近某雑誌で知ったのですが、ベイスターズファンは後半戦、この「野次的なトランペット」を一切やめていたそうです。これは拍手もの!だと思います。
高校野球の応援でも何年も前から「○○たおせー!おーっ!」といった相手を罵倒するような応援は禁止されています。これって、アマだろうがプロだろうが応援する側の常識かなぁって気がするんですけど、どうでしょう。
あるプロ野球チームの応援でも「KO、KO、○○○(相手チームの名前)!!」という掛け声があるんですが、これはどうしてもいただけません。
また、日本のオールスターゲームなんて、もっと顕著です。あるチームの選手がバッターボックスに入ったときだけ鳴り物の応援をやめたり、ひどいときは「野次的なトランペット」を鳴らしたりします。
オールスターはセ・リーグVSパ・リーグで戦うんだし、同じリーグの選手だったら応援しようよー、っていつも思うんですが・・・。
どうも「鳴り物」だから気になるんですよね。これは日本だけなんじゃないでしょうか。ソーサに対してピッチャーがボールを3つ投げちゃったときの「対戦しろ〜」っていうファンのブーイングはあんまり気にならないんですけど・・・。
メジャーリーグってこういう感じなんじゃないかなぁ。アメリカに行って本場のメジャーを観たくなりました・・・さしあたっては衛星放送のアンテナでもつけようかな。
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- 11月 5日 ご近所付き合いの巻
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今年もうぶかた家の群馬の実家からりんごがたくさん送られてきました。もう、そんな季節なのですねぇ。
昨年は会社でお昼にみなさんに一切れずつ食べてもらったり、近所の友人のみなさんにお持ち帰りいただいたりしました。とても一箱を2人では食べきれません。
ところがしかし、今年は引っ越してきたばかりで近所に知り合いがいません。というわけで、お隣りに住んでいるご家庭におすそわけしようと思ったのですが・・・。
ここでふと「賃貸マンションでのご近所付き合い」について考えてしまいました。前のマンションにいた頃は、私も働いていて昼間はほとんど留守だった上に角部屋だったので、特にご近所を気にしたことはありませんでした。
また、実家にいたときは、周りはみな持ち家ですので、ご近所さんとは長いお付き合い。お隣りに旅行のお土産を持っていったり、煮物のおすそわけをもらったり、はたまた町内会の夏祭りでカレー・・・ならぬ「焼き鳥」をみなさんで焼いたり、といろいろディープな(?)お付き合いがあったものです。「おすそわけ」という行為も、何の迷いもなく自然に行えました。
「賃貸マンション」というのは、出入り(引っ越して来たり、出て行ったり)も激しいし、若い家庭が多いです。引っ越してきたときにお隣りに「よろしくお願いします」と粗品のタオルを持って行き、それ以降は、廊下で会ったら軽く挨拶する程度のお付き合いが基本のような気がしてます。あまり深いお付き合いはしないというか・・・。
というわけで、りんごを持っていくかどうか非常に悩みました。特にこんな世の中、いきなり「どうぞ」なんて持っていって「もしかして、毒が・・・?」なんて思われないかなぁ。(それじゃあ白雪姫だよ)いろいろ詮索した挙句、食べきれないのももったいないのでおすそわけを実行することにしました。
インターホンを押して(私)「あのぅ、お隣りのうぶかたですけど・・・」。この「けど・・・」というのがよくなかったです。(隣)「・・・(沈黙)はい?・・・あ、ちょっとお待ちください」。お隣りさんに余計「何かしら?」という戸惑いを持たせてしまったようです。しょっぱなから失敗。
そして、緊張のあまりにひきつった笑顔とともに「おすそわけ」を敢行。余計なことをいろいろ考えすぎたせいで、今思えば余計に怪しかったかもしれません・・・。
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- 11月 2日 ホームセンターの巻
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うぶかた家は「ホームセンター」系のお店が好きです。以前住んでいた場所でもダイエー系の某Dというスーパーによく買い物に行きました。外に遊びに行く習慣がない家庭なので、特に何を買うという強い目的がなくても、休みの日はヒマつぶしに来てしまいます。細かい商品を見ていると時間なんてあっというまです。
というわけで、最近は今の家の近所でも「ホームセンター」を探しては、ひょこひょこと出かけて行きます。先週末も、新聞の折込みチラシの地図を頼りに2軒ほど店をのぞきに行きました。
すると、どこも駐車場はいっぱい。店に入ると人があふれていて、不況なんてどこ吹く風といった感じです。うちの実家もしょっちゅうこんな店に家族で出かけては、まだ家にあるものまで、たくさん買いだめしていたので、日本人はやっぱり「ホームセンター」が好きな民族なのでしょう。(二家庭だけで決め付けるのもなんですが)
しかし、こういうお店に来ると品数も多いし、何でも安いような気分になってしまってついついいっぱい買ってしまいます。
昨日はその店でちょっとしたセールをやっていました。何気なくおもちゃ売り場へ行くと前から欲しかった「バーチャルベースボール」が!!!特別に安くなっているようです。これはやっぱり買うしかないでしょう。ということで定価より1,000円も安い値段で買ってきました。
・・・こんな調子で衝動買いも多いので、結構日本の景気回復に貢献しているような気もします。それに「ホームセンター」のキャスターがついた「買い物カゴ」って普通のスーパーなどに比べると大きいですよね。よく、あのカゴいっぱいに買い物している家族も見かけます。みんなこんなに買い物しているのにどうして景気が悪いんだろう。
さて、家に帰ってさっそく「バーチャルベースボール」で遊びました。バットの形のおもちゃです。球を投げる音に合わせて振ると「ヒット」だの「ストライク」だの声がします。そんなに真剣にスイングしなくても充分遊べるのですが、どうしても本格的にバットをぶんぶん振ってしまいます。足は肩幅の広さに開いて、脇をしめて・・・なんて掛布さんの解説を思い出したりして。夢中になってたけしさんと二人で肩が痛くなるまで素振りをしてしまいました。
3,000円ちょっとのおもちゃでこんなに遊べるなんて、私たちも経済的・・・と思って気がつきました。みんながホームセンターで時間を過ごし、安いものを買って家で遊んでいたら、ちっとも景気なんて回復しないですよね。
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- 10月28日 細工かまぼこの巻
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私の両親は富山県出身です。ということで親せきがみんな富山に住んでいます。
で、この富山という土地、名古屋や金沢に近いせいか結婚式やその引き出物が非常に豪華なのです。もう、重くて持ち運べないほど。決しておおげさではありません。
ちいさいころから富山の親せきの結婚式しか知らなかったせいか、自分の結婚式のときの引き出物があまりにも軽くて、ちょっとどきどきしてしまったくらいです。
引き出物、引き菓子、折り詰め、かつおぶし、などなど・・・。その中でいちばん目を引くのは「細工かまぼこ」とよばれるかまぼこです。
どんなものかというと、おもちゃのようにきれいに形作られて、色づけされている鮮やかなかまぼこです。魚の「たい」の形をしたものが多いです。それも半端がなく大きいです。
とても一家庭じゃ食べきれないくらいなので、家に帰ったら切り分けてご近所さんにおすそわけします。というわけで、富山ではこんなのは日常茶飯事なのですが、私の千葉の実家の近所ではいつも「魚の目の部分のかまぼこ」とか「魚のしっぽの形をしたかまぼこ」といった得体の知れないものが、うちから贈られていたわけです。
最近、この富山の細工かまぼこを取り上げたテレビ番組が何本かあったので、見ていたのですが、この「たい」のかまぼこは本来なら本物の「たい」を配るところを、日持ちのする「かまぼこ」にしたところから始まったらしいのです。大きければ大きいほどいいということで、昔は「たたみ何畳分」といった大きさのものまであったということです。(どうやって持って帰るんだろう)
そのとき、かまぼこ屋の主人が「むかしは全国にあった習慣だったのですが、富山にだけ残ったのでしょうね」なんて言ってました。
ほんまかいな、と思っていた先日、岩手の友人の結婚式に出席したたけしさんが、引き出物にかまぼこをいただいてきました。富山のに比べれば小さい「たい」やら、めでたい「鶴」のかたちやら・・・。富山の細工かまぼこそっくり!!!ううむ。意外なところで同じような風習が残っていたのですねぇ。ちょっと感動してしまいました。
とうわけで、これを読んだみなさんにお願い。「結婚式の引き出物にきれいなかまぼこをいっぱいもらったよ」というときは、ぜひご一報ください。
こういうネタには異常にはりきってしまう、私・・・。
<追記>これを書いた後に、新聞で「フジテレビの番組で『たいのかまぼこ』が取り上げられた」との情報を得ました。以下のホームページで内容を見ることができます。
コレって変ですか〜 10月22日放送分
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- 10月21日 ダイオキシンの巻
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最近よくニュースでも特集が組まれてたりする「ダイオキシン問題」。あれは所沢や大阪・能勢町だけの問題ではないようです。
先日、ニュースで「横浜市でゴミ処理場付近の住民の体内のダイオキシン濃度を検査することになりました」というのをやっていました。
「横浜って言っても広いからねぇ」なんてのん気に見ていたら、なんと、私たちが住んでる区なのです。「○○市○○区」って「××郡××町」よりも狭い範囲って感じがしますよね。テレビなどで私の実家の「町」が出てきただけで「おやっ」と思うので、「区」ならなおさらです。
付近に住む、赤ちゃんのいるお母さん25人の母乳に含まれるダイオキシン濃度を調べることになったそうです。ただ漠然と「ダイオキシンはこわいものですよー」というだけではなく、実際に検査まで行われてしまうと何だか余計心配になってしまいます。
思うんですけど、マスコミがあまりにも不用意に騒ぎ立てるので、事情をよく知らない私たちがさらに不安にさせられてしまうことってありますよね。
一時期盛んに取り上げられた「地球温暖化」のときもそうでした。以前「そんなに世の中が大騒ぎしているほど急速に温暖化しているわけではない」というようなことを、ある科学者が言っていました。
まぁ、マスコミが騒いで「ダイオキシン発生」を抑えるよう、行政に訴えるっていう効果などもあるとは思うんですが・・・。
しかも「ダイオキシンはこわいよ。なんとかしてぇ」って思っても、県も市もみんな財政難でお金がなくって、それどころじゃないんですよね。行政も動けないのに、不安ばかり募らされてしまって、どうにもできない状態。
私たち住民がいちばんかわいそうだよ・・・。なんてめずらしく重いことを考えさせられてしまったニュースでした・・・。
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